[Mac]Mew-6.2rc1を入れてみた
自宅、会社ともに メールはCarbon Emacsの中でMewを使って読んでいます。
6.2rc1を入れてみました。
リリースノートより
Mew 6.1 と比べて,Mew 6.2 の目玉は以下の通りです。 * Edit モードを実装しました。 * format=flowed の符号化を実装しました。 * IMAP のマーク同期を実装しました。 * "V" ("smew") の実行速度がかなり速くなりました。 "cmew -f" を実行して DB を再生成する必要があります。 * DB を更新している間でも "k/" と "k?" が使用できます。
Editモード
Summary modeで"M-e"するとEditモードになります。
Editモードで"C-cC-c"すると、編集したメッセージが保存されます。"E"で再編集する時との違いは保存されるか送信されるかです。
Editモードも再編集もあんまり使ったことなかったですが、使う機会はありそうな気がします。
format=flowedに対応
RFC 3676のformat=flowdに対応。
長い行を書いて送っても、受けとり側で折り返せるようになるそうです。
IMAPの整合性
ローカルのフラグをサーバ側に反映させたり、サーバ側のフラグをローカルに反映させることに対応しています。
メッセージを読んだか否かの'U'と注目メッセージ'*'のフラグを同期できます。
‘s’ + 'sync で以下のことをしているようです。
- 既存のメッセージに対して変更したマークをサーバ側へ反映
- 既存のメッセージの ‘*’,‘U’, ‘$’, ‘ ’ マークを一旦クリア
- サーバ側のフラグを既存のメッセージにマークとして反映
"V" ("smew") の実行速度がかなり速くなりました。
そもそも"V"を使ったことがなかったのですが、"V"は対話関係のメッセージを一覧表示できます。
これを使うには"kI"を定期的に実行してDBを作る必要があります。
スレッドは1つのフォルダ/仮想フォルダに対して作成できるのに対して、対話は複数のフォルダに散らばっていてもよいそうです。
あと、対話の方は日付順に一覧表示されます。
DB を更新している間でも "k/" と "k?" が使用できます。
DBの更新がかなり長いようだともしかしたら使うかもしれません。